耐久性、素材の品質、修理のしやすさは、
私たちのデザインプロセスの
中核をなすものであり、
製品がアウトドアで長持ちし、
頑丈なパートナーとなるために
不可欠な要素です。
社内の開発・試験ラボでは、
製品のライフサイクル全体を評価し、
再現しています。
擦れテスト、安全性チェック、
摩耗試験などは、長寿命のアイテムを
設計する上で重要な役割を果たします。
世界中で32人の品質管理専門チームが
アパレル、フットウェア、
ハードウェアの最適化に取り組み、
可能な限り最高の品質を
保証するよう努めています。

ロープはMammutブランドの
DNAであり、中心的存在です。
しかしながら環境への影響という点では、
その生産が年間カーボンフットプリントの
10％以上を占めているという
深刻な課題を抱えています。
より循環型のビジネスモデルを
構築しながらこの問題に取り組むため、
私たちは2020年にスイスの
Protect Our Winters Switzerland
の協力を得て
Close the Loop(資源循環）プロジェクト
を試験的に実施しました。
ECONYL®再生ナイロンを製造する
イタリアのメーカー、Aquafil社と連携し、
ロープからロープへのリサイクルプログラムを
設計することを目標としています。

環境負荷低減の最も簡単な方法は、
アウトドア製品を末永く使うことです。
MammutではMammut製品の
耐久性を保証しておりますが、
時として激しい使用や素材の不具合、
事故などによるダメージが発生する
可能性があります。
そこで製品の早期廃棄を避けるために、
スイスのセオン本社と
ドイツのウォルファートシュヴェンデンの
物流センターにある2つの修理スタジオで、
13人以上のスタッフが修理を行っています。