Loading...
敬愛するサヴァー・ボンガードを偲び、ステファン・シーグリストがカンダーシュテークのクラシックアイスルートを登頂






スイスのクラシックアイスルート「クラックベイビー」(350m)の初完登から30年目。

アルピニストのステファン・シーグリストが、今は亡き恩師の足跡を辿りました。
1993年2月15日、スイス人クライマーのザヴァー・ボンガードとマイケル・グルーバーは、ついにカンダーシュテークにある岩壁、ブライトワンフルーのアイスライン(全長350m)を完登しました。彼らが登った11ピッチのルートは、今なおスイスで最も美しいアイスクライミングのクラシックルートとしてリスペクトされています。ボンガードは、このルートを開拓する前の夏、パキスタンのグレート・トランゴ・タワー(6286m)で『グランドボヤージュ(VII 5.10 A4+; WI 3)』を開拓していました。それは、当時 最も難しいビッグウォールクライミングルートとして注目を集めました。
ところが「クラックベイビー」を完登したわずか1年後、ボンガードはラウターブルンネンでのベースジャンプ中の事故で亡くなってしまいました。ボンガードを敬愛した多くの人々の中に、アルピニストを志す若きステファン・シーグリストがいます。シーグリストは、当時30歳だった彼を師として、また友人として尊敬していました。
この動画では、ボンガードを偲び、シーグリストがグルーバーと共に「クラックベイビー」の足跡を辿ります。グルーバーにとっては30年前のルート開拓以来の挑戦となり、2人は敢えて当時のギアを使って「クラックベイビー」に挑みました。「古いものを処分しようと思うよ。でも当時の思い出がよみがえってきてしまうのさ。」と、ステファン・シーグリストは言います。
 
未入力の 件あります

MAMMUT(マムート)が運営するブランド・オンラインサイトです。
新製品の情報、特集、イベント、ニュース、店舗情報などMAMMUTの最新情報をご紹介します。