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PLAY IT YOUR WAY - Live the extreme -
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アルパインクライマー・マムートアスリート青木達哉。

大学在学中に山岳部のK2登山隊に参加し、最年少登頂の記録を樹立。2013年には、ネパールのキャシャール南ピラーを初登頂し第21回ピオレドール賞を受賞した生粋の登山家である。実際に会ってみると、端正な顔立ちとスタイルの良さに、モデルや俳優かのような印象を受けた。しかし、袖から覗く腕や手指に、まるでオフロード車のような力強さがあり、本物のクライマーであることを物語っていた。そんな彼に、いつもトレーニングをしているフィールドで話を聞いた。













普段どんな感じでトレーニングをされているのでしょう?



-普段は、家の近所の里山に登ったり、あとはランニングしたり、あとは、近くの岩場でボルダリングをして遊んだりしています。ここはボルダーのエリアになっているんですけど、本当に簡単に荷物だけ持って、いろんな課題を歩き回って、とりあえず、たくさんクライミングをしようっていうような感じで利用しています。



一応、四季を通して、里山も行くし、ボルダリングもするんですけど、その四季でやっぱり自然がこう変わっていく様を楽しんだりしています。

昔からやっぱり、自然と虫が好きだったので、夏になると、いろんな虫が出てきたりしますし、冬は冬でこういったキーンと冷えた空気を感じながら、そういった四季の変化を楽しんでいます。









いま目指してる山を教えていただけますか?



-今年の秋にヒマラヤにあるニルギリという山を目指しています。

2018年に友人とトライをして 登りきれずに 敗退をした山 なんですけど、今回そのリベンジとして、再度チャレンジをしようと決めて、今 トレーニングに励んでいます。


敗退の理由と、その時の気持ちは?



-登ったルートの壁のコンディションがまぁ良くなかったというところで、自分の安全を確保するための分厚い氷がすごく薄かったり、あとは氷がすごい脆くて、自分たちの安全を確保できない要素をかなり強く感じまして、大事を取って敗退を決めたという感じです。

その時、やっぱり悔しくはあったんですけど、実際あの敗退を決めて降り始めた時は内心少しホッとしてしまった自分もいました。でもやっぱり降りてみるとすごい悔しさが込み上げてきて、またリベンジしようとその時友人とまた約束していました。



今年、また同じ友人と同じ山にトライしに行きます。

前回、失敗したことを教訓にして、もっとこう、違うルートからも他の角度から山を見たりして、今そのルートを探し中です。




実は、話を聞く前に、撮影のためにボルダリングをしてもらっていたのだが、インタビューの最中に、ふと彼の手を見ると、少し血がにじんでいることに気がついた。大丈夫かと聞けば、これは岩の割れ目に入れた手がしっかり効いている証拠です、と笑って答えるのだ。優しい口調や、爽やかな見た目とは違う、彼のタフさに驚かされた。








ところで、そもそも山をはじめるようになったきっかけは何だったのですか?



-元々自然が好きだったので、最初はそういう軽い気持ちで山を登り始めたんですが、最初に学生時代に、春の前穂高の方の山を登った時に、その雪山の山頂から見た景色がすごい 美しくて、もうそれを1回見たらもう虜になったような感じです。

今でもその山頂から見た景色はすごいこう思い出せるんですけど、こんな世界があったんだっていうぐらい感動して、もうこれしかないなっていうような。


ありきたりな質問ではありますが、なぜ山に登るのでしょう?



-やっぱり一番楽しいから登るっていう所と、あとはあの登っている時に、一番やっぱ本気になれるというのがやっぱり僕の中では登山なので、それで山の魅力にはまっています。

登山をしていると険しい山とかだと垂直の壁とかを登る時が出てくるんですが、その時にやっぱり少しのミスで自分の命がかかってきちゃう時があるんですけど、その時のその本当に目の前の岩のくぼみだけをすごい集中して、登山の道具を引っ掛けている時とかは、ものすごいやっぱり本気の自分に出会えるような感じで、そこが僕はとても魅力に感じます。


僕の人生において山はやっぱり欠かせないものになっていて、恋人に会いに行く、じゃないですけどなかなか山に行けない時間が増えると、すごい寂しい気分になりますね。









話を聞いていると、彼は心から山を愛し、そして、自然が本当に好きなのだということが伝わってくる。そして、再び挑むニルギリのことを、目を輝かせて語っていた。前回の登山は、まだ終わっていないのだ。



マムートは、そんな彼を応援しつづけていく。









夢や挑戦、

そして、人生を楽しむために。



“Play it your way”



アウトドアフィールドは、無限の自由だ。




 
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