MAMMUTアスリートの森秋彩がボルダリングジャパンカップ初優勝!
2021.02.04
アスリートの森秋彩がボルダリングジャパンカップ初優勝!
マムートジャパンで2016年から応援してきた、森秋彩さんが大きく成長を遂げて、BJCを完全制覇。決勝4課題をすべて完登し、文句なしの優勝となりました。コロナの状況下において大会も少なく、体調・モチベーションの管理も難しかったと思いますが、この結果を残してくれたことに大感激です。本当におめでとうございます!
以下、CLIMBERSより転載。
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31日午後、第16回ボルダリングジャパンカップの女子決勝が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場(東京都世田谷区)で行われ、4課題全てを攻略した17歳の森秋彩(あい)が大会初優勝を遂げた。
野口啓代不在で迎えた中、森秋彩、谷井菜月、石井未来、中村真緒、伊藤ふたば、野中生萌の競技順で始まった女子決勝は、森の完登で幕を開ける。すると伊藤がコーディネーションムーブを卓越したボディバランスで決め、1トライで完登し首位発進となった。
第2課題は130度の強傾斜壁。ここでも森が得意のヒールフックなどで難関を登り切る。伊藤もそれに続くかと思われたが、初手に手こずってしまう。ゾーンにも届かなかった伊藤を尻目に、準決勝1位通過の野中はキャンパシングと足技でポジションの入れ替えをスムーズにこなすと、終盤の強度にも耐えてTOPホールドへ。会心の一撃で首位に浮上した。
第3課題は森が足場の不安定さを感じさせない巧みなバランス感覚で緩傾斜課題をクリア。すると残りの5名が未完登に終わったため、今度はただ1人の3完登となった森が首位に。2位以下に1完登以上の差をつけて、大きなアドバンテージを得ることに成功した。
目まぐるしく首位が入れ替わるファイナルラウンド。最終第4課題で完登すれば優勝の森は、ゾーンから立ち上がって掴むゴール取りを綺麗に決めて一撃。準決勝6位からの逆転で、自身初のBJC制覇を決めた。
2位には第3課題で予選からの連続完登が途絶えたものの、その強さで魅了した野中、3位には前回女王の伊藤が入った。以下、中村4位、谷井5位、ジャパンツアー通過勢で唯一ファイナルに出場した石井が6位で続いた。"
野口啓代不在で迎えた中、森秋彩、谷井菜月、石井未来、中村真緒、伊藤ふたば、野中生萌の競技順で始まった女子決勝は、森の完登で幕を開ける。すると伊藤がコーディネーションムーブを卓越したボディバランスで決め、1トライで完登し首位発進となった。
第2課題は130度の強傾斜壁。ここでも森が得意のヒールフックなどで難関を登り切る。伊藤もそれに続くかと思われたが、初手に手こずってしまう。ゾーンにも届かなかった伊藤を尻目に、準決勝1位通過の野中はキャンパシングと足技でポジションの入れ替えをスムーズにこなすと、終盤の強度にも耐えてTOPホールドへ。会心の一撃で首位に浮上した。
第3課題は森が足場の不安定さを感じさせない巧みなバランス感覚で緩傾斜課題をクリア。すると残りの5名が未完登に終わったため、今度はただ1人の3完登となった森が首位に。2位以下に1完登以上の差をつけて、大きなアドバンテージを得ることに成功した。
目まぐるしく首位が入れ替わるファイナルラウンド。最終第4課題で完登すれば優勝の森は、ゾーンから立ち上がって掴むゴール取りを綺麗に決めて一撃。準決勝6位からの逆転で、自身初のBJC制覇を決めた。
2位には第3課題で予選からの連続完登が途絶えたものの、その強さで魅了した野中、3位には前回女王の伊藤が入った。以下、中村4位、谷井5位、ジャパンツアー通過勢で唯一ファイナルに出場した石井が6位で続いた。"
第一課題、4度目のトライで完登。
第2課題、上部の小さいホールドを狙いに何度もトライ
第3課題、ゴール前、小さなフットホールドにしっかりと立ちこむ
写真:窪田亮
取材・文:CLIMBERS
https://climbers-web.jp/news/20210131-3/