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【MAMMUT MEMBERS CLUB限定】立山氷河登山ツアーを開催!

2024.09.19


9月13日(金)~9月14日(土)、MAMMUT MEMBERS CLUB 会員限定の立山氷河を巡るツアーを実施いたしました。日本に現存する氷河の中で唯一、登山道沿いにあり、その上を歩くことが可能な内蔵助氷河。その氷河を発見した飯田肇先生と共に、雄山・真砂岳を巡りながら、内蔵助氷河や立山の成り立ちなどを解説していただくジオツアーとなりました。


今回のツアーは、室堂~雄山に登頂、内蔵助氷河を探索した後に、別山を巡るツアーとして実施を致しました。初日のスタートから雄山までは晴天でしたが、途中からは悪天候に見舞われ、防水テストさながらの風雨となりました。


マムート・サポートガイドの佐伯ガイドが、「解説時間を少し短くして、早めに山荘に向かいましょう」と的確な判断を下し、レインウェアを上下着用しての短時間の山行で、内蔵助山荘まで難なく進むことができました。


二日目は、打って変わっての晴天に恵まれました。写真は真砂岳山頂からの日の出です。

今年の内蔵助氷河は、残雪が多く、氷河で観測することができる特有の縦穴”ムーラン”は確認できませんでしたが、「残雪が多い事で、立山氷河は守られてきているので、こういった年がある事は氷河にとっては良い事」と飯田先生。内蔵助氷河の氷河氷を採取、観察しながら飯田先生から氷河や氷河によって生まれた地形のお話などを伺い、ツアーに参加された方々は、氷河におおわれていた時代の立山の姿などに各々で想像を膨らませ、楽しんでいました。その後、別山、雷鳥坂を下る予定でしたが、立山の地形や地層などがより分かるルートに変更。大走りのルートで下りながら、黒岩・赤岩を観察、その後、立山信仰のシンボルでもある玉殿岩屋に立ち寄り、室堂へ戻ってきました。







1シーズンで20m~30m以上の雪が降り積もる立山エリアでは、積雪量により圧雪された雪が解けきる前に次の冬が訪れ、それが氷河となっています。最も深いところでは、約1500年前の氷河氷で構成されていると言われています。しかし、今後気温上昇や降雪が少なくなるなどの環境変化が起こっていくと、この貴重な氷河は消失する可能性もあります。

この貴重な景色を残していくために、またそれに象徴される現在の地球環境を保全するために、日々小さなことからでも環境への配慮をもって生活していくことが大切だと感じさせられたツアーとなりました。



MAMMUT MEMBERS CLUBでは、今後も様々なイベントを開催していく予定です。イベントのご案内は、HP、メルマガ、アプリなどから行っております。会員登録・アプリのダウンロードがまだの方は、是非ご登録、ダウンロードをお願い致します。皆さまの次回イベントへのご参加を心よりお待ちしております。


 
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